「急性期の病棟勤務3年⇒療養型病院」への転職を考える

 療養型病院と一言で言っても病院らしいところもあれば、施設みたいなところもあり病院によって様々です。
療養型だから「のんびりしている」と思い込まずに、転職先の患者の受け入れ態勢や、患者と家族への関わり方等の病院の方針は必ず確認しておきましょう。
 また、療養型病院は年配者が多く、循環器、精神、整形、脳、泌尿器、皮膚など多くの疾患を併せ持っている患者も多いものです。幅広い医療知識が必要な現場でもあります。

 

 職員の入れ替わりが激しい病院は、現場が思ったよりハードかもしれませんし、雇用形態になにか問題があるのかもしれません。
 入院や退院が頻繁にあるのか、緊急入院は受け入れるのか、病院の看護師の割合はどれぐらいなのか、医療援助を積極的に行っていく方針なのか自然にある程度任せる方針なのかで、現場で働く看護師の忙しさがある程度違ってきます。
 面接時に疑問に思った点は必ず質問し、作業内容は必ず確認するようにしましょう。
 できれば病院を見学させてもらい、現場の雰囲気や現場の声も確認するのをおすすめします。何故なら、療養型病院は一般病院より看護師の数が少なく配置されていますので、日々の業務が山積みであれば大変な現場であると予想できるからです。

 

 療養型であれば、胃瘻管理、食事介助、CV輸液、気切交換、吸引等は大抵必須項目です。
 寝たきりの全介助、徘徊患者、不穏患者、頻回なコールの対応ももちろんあります。
 看護師の配置は25:1位と看護師の勤務者が少ないので、他の看護師が休むとその穴埋め業務で休み時間なしということもざらな世界です。 
 療養型病院は一般的に退院はあまりないものです。
 一般病棟からの転入のみの受け入れで、新しい入院患者を取らない病院や、最後も自然に任せて積極的介入をしない方針の療養型病院であれば比較的余裕をもって患者と接することができるでしょう。

 

 しかし、救急車も受け入れ、緊急入院も積極的に受け入れ、モニター管理や、輸液ポンプ、輸血にCV、胃ろうを積極的に取り入れる方針であったり、点滴の医師の指示変更がやたらと多く、点滴の種類も多く覚えるのも大変な療養型病院もあります。
 点滴や薬剤が多いと、点滴後のフラッシュが点滴の前か後か確認もいりますし、薬剤のPHも薬剤師さんに相談しながら行います。そんな患者が何人もいて、日替わりで1人1人違う処置が並ぶと混乱を招きますし兎に角気を使います。医療ミスも起こしやすくなります。
 夜勤が看護師1人、ヘルパー1人の病院もあります。一晩中おむつ交換と吸引に走り回ることもあります。

 

 このように現場の忙しさはその療養型病院の方針によって全く違ってきます。
 自分の働きたいスタイルを再度確認し、自分の働くスタイルに合っている病院を探すためには、情報収集をしっかり行い必ず面接時には疑問点は確認しておきましょう。

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